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■戸田レーシングが2台体制に!
Plants: image 1 0f 4 thumb 今大会では新たにサム・マックラウド選手が戸田レーシングに加わり、2台体制での参戦となりました。
 マックラウド選手はイギリスF3選手権参戦中の19歳。戸田レーシングの清原章太選手が第10戦でポールポジションを獲得出来たのも、マックラウド選手とのデータ共有が良い方向に進んだのだと感じました。ドライバーも自信を持てて予選に挑めたことも大きく、マックラウド選手加入は良い影響になっていました。
 私が気になったのは、イギリスと日本のF3の違いです。詳しくは書けませんが、タイヤ、マシン、気温の違いを感じていたそうです。
 菅生ラウンドはイギリスF3と日程が重なっていて出場できないそうで、最終戦の富士ラウンドは出られたらと話していました。次のチャンスにも期待しましょう。

■今考えると・・・
 私がF3に参戦していた2002年を振り返ると、経験値が足りなかったことを感じます。
まず、ピットアウト時の多少の練習はしていましたが、スタートはいつもぶっつけ本番でした。だからと言ってスタートが苦手だったのではありませんでしたが、更に良くすることが出来たと思います。
Plants: image 1 0f 4 thumb サーキットによってストレート区間の傾斜や路面のグリップには違いがあります。鈴鹿のようにストレートが下っていると、ブレーキを離すと転がってしまう為、右足でアクセルとブレーキ、左足でクラッチの操作をおこないます。いつも難しくて嫌だなと思っていました。それならばもっと練習しておけば良かったと今になって思います。
 ピットロードのスタート練習場所はストレートよりも平らなので、同じ条件での練習は出来ません。レースを戦っていた頃の練習走行というと、速く走る為にたくさん周回してセッティングを試すことばかりを考えていましたが、オーバーテイクするときのイン側のラインでどこまでブレーキを我慢しても飛び出さないかとか、スタートの練習をするなど課題を決め、それに集中する練習方法もひとつの方法だと思うようになりました。「自分が一番速い。正しい」と言う頭から、スポンジのように吸収し吸収出来る頭にすることで足りていない経験値を埋めてあげることも必要だと思います。


■松下選手、高星選手、山下選手の接戦Plants: image 1 0f 4 thumb
 第11戦終了時点でシリーズランキングトップ3台は3ポイント以内の接戦です。次戦菅生は今年初開催で、どのドライバー前に来るかは分かりませんが、今年の上位陣は予選順位で前に居たドライバーが優勝するパターンが多く、決勝のペースは変わりません。
 ホンダ、ニッサン、トヨタの育成ドライバーがそれぞれ上位に付けていて、残り4戦が白熱しそうです。


■予選のタイヤの使い方
 タイヤは物で個体差は多少あるかもしれませんが必ず正解があり、タイヤが一番グリップを発揮する瞬間も必ずあります。サーキットによって1周の距離も違い、当然、メーカーによって構造が異なり、そのタイミングには前後差があるはずですが、私の認識ではコースインして2周目、3周目と大まかな答えで走っていました。しかし、それは必ずしも正しいわけではないのだと感じるようになりました。
 タイヤへの熱の入れ方でもそのタイミングは前後します。今大会の予選のタイムの出方を見ても、それぞれのドライバーで違いがあり、周回数も違います。予選で1周多く走行することは、決勝レースで1周損をしてレースを戦うことになり、予選でタイヤが一番いい状態で、予選時間最後の路面が良いタイミングで、タイヤのグリップが一番良い状態で走れることがベストです。
Plants: image 1 0f 4 thumb 計測4周している場合はミスをしていなかい限り、無駄なあがきと考えても良さそうです。予選で計測4周出来てしまっているという事は、コースインのタイミングが早すぎたとも考えられます。もし、計測4周目にベストタイムが出ていたとしたら、ピットアウトが早過ぎたか、計測2周目3周目に更に良いタイムを出せていたと考えられます。
 予選2回目のチェッカー後、トラブルを装ってコース脇に止めれば、ピットまで走る1周を走らずにすみ、他車より1周少ない状態で決勝に挑め、タイヤも綺麗なままで得をします。決勝スタート前のグリッド前の確認の2周の走行も同様に、必ず走らなければいけないことではなく、1周してグリッドに付けば良いので、セッティングを変えないのであれば無理に走行しなくても良いと思います。この方法であれば決勝タイヤにおいて他車より4周も良い状況でレースに挑めます。方法に決まりがあるわけではなく、各ドライバーが様々な方法で戦い、決勝最初にゴールできる一番良い方法を見付けていくべきだと思います。特に、タイムがほぼ同じであれば特にではないか、と思っています。

 

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