 第55回マカオGPは11月16日、決勝レースが行われトムスの国本京佑が逆転優勝。トムスの同イベント2連覇、さらに2001年の佐藤琢磨以来の日本人ドライバー優勝、全日本F3シリーズ出身の日本人ドライバーとしても史上初の優勝となった。
午後3時35分に迎えたスタート。2番グリッドの国本は好スタートでトップに躍り出るが、マンダリンの手前でサム・バードとロベルト・ストレイトが絡んでクラッシュが発生。モルターラが国本を逆転した直後のリスボアへの進入で、マーカス・エリクソンがタイヤバリアにクラッシュし、そこに嵯峨宏紀、大嶋和也らが引っ掛かってしまうが、イン側のラインをすり抜けたケイ・コッツォリーノ、カルロ・ヴァン・ダムらはポジションを上げることに成功するが、アクシデントの処理のためにセーフティーカーが導入される。
2周終了時のリスタートで国本はモルターラを逆転し、トップでリスボアをクリア。上位陣のオーダーは国本、モルターラ、ハイメ・アルゲスアリ、ダニエル・カンポスーフル、そしてコッツォリーノという顔ぶれに。

その後、山側セクションで松下昌揮がスピンを喫するなど、アクシデントは続き、7周目の最終コーナー立ち上がりでロベルト・マーヒがクラッシュ。マーヒの背後を走っていたヴァン・ダムも巻き込まれ、5番手にまで躍進していたもののリタイアの涙を呑むことに。
このアクシデントのため、再びセーフティーカーが導入されるが、そのリスタートでも国本はモルターラを寄せ付けず、2秒ほどのマージンをキープ。13周目には3位争いの攻防を演じるもコッツォリーノがカンポシーフルに追突する形でポジションダウンしてしまうが、国本はトップを快走。「最後まで楽しんで走れましたが、世界一決定戦のマカオで表彰台の真ん中に立てて感動しました」と国本。2位にはモルターラ、3位にはブレンダン・ハートレーが入った。
その他の日本勢ではコッツォリーノが15位。好レースを展開も、ヴァン・ダム、松下、嵯峨は惜しくもリタイアとなった。
●第55回マカオグランプリ リザルト |