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第12戦 [鈴鹿] レースリポート
■7月13日 ■第12戦:鈴鹿サーキット ■参加台数:全日本クラス9台・ナショナルクラス7台 ■天候:曇り(DRY)
ヴァン・ダムが鈴鹿を連勝! フルポイント加算で選手権を大きくリード
 前日よりも暑さはやや和らいだものの、それでも午前10時過ぎの段階で気温33℃、路面温度42℃という暑さの中、第12戦決勝が行われた。
  土曜の予選の結果、第11戦に続いてポールポジションはカルロ・ヴァン・ダム。同じく国本京佑が2番手と、この日もフロントロウはトムス勢が獲得。しかし、3番手にはHonda Team Realの山本尚貴がつけ、井口卓人は4番手。これに中山友貴、ケイ・コッツォリーノが続き、トップ6のグリッドを形成する。
  迎えた午前10時29分のスタート。ヴァン・ダムはまたも好スタートを決め、トップのまま1コーナーへ。しかし、その背後では「開幕直後は悩んだが、このところスタートがうまく決められるようになってきた」という山本が、国本をパスして2番手に。井口、中山、コッツォリーノ、安田裕信、中嶋大祐、嵯峨宏紀が続いていく。
  このまま2周目に突入するかと思われたが、ヘアピンへのブレーキングで競り合った中山とコッツォリーノ。中山がヘアピンへ先んじてアプローチしたが、その左リヤとコッツォリーノの右翼端板が接触してしまい、中山はたまらずスピン。このため、中山は最後尾近くまでポジションを下げることとなり、1周目のトップ6のオーダーはヴァン・ダム、山本、国本、井口、コッツォリーノ、安田に。
  コース前半のセクター1〜2ではヴァン・ダムが速く、コース後半のセクター3〜4は山本が追い詰めるという展開が序盤続いたが、4周目あたりから徐々に山本が遅れ、背後から国本のプレッシャーを受けることに。
  この競り合いは6周目に決着。シケインへの進入でインを突いた国本と、アウト側で粘った山本が接触。山本が横転しかけ、体勢を立て直す間に国本、井口が先行。さらに7周目の1コーナーでコッツォリーノが山本をパスすることに。さらにこのアクシデントの直後、同じくシケインでは中嶋と嵯峨が接触し、両者ともにマシンにダメージを受けてリタイアとなってしまう。
  国本と山本のアクシデントの間に、さらにギャップを広げたヴァン・ダムは、レース半ばにその差を約5秒に。この後中山、コッツォリーノが戦列をさってしまったことで、全日本選手権クラスはわずか5台の戦いに。国本vs井口、山本vs安田という戦いが展開されるが、最終的に順位の変動はなし。
  結局、「今日も暑い中でのレースだったが、ファステストラップを国本が出していると勘違いしていたので、最後までプッシュし続けた。お陰で、ファステストラップも獲れたし、目標としていたフルポイントを獲得することが出来て良かった」と喜んだヴァン・ダムが前日に続いて連続ポール・トゥ・ウイン。2位に国本、3位に井口が続き、山本、安田が4〜5位となった。

  前日に続き、この第12戦のナショナルクラスでもポールポジションからスタートを切ることもあり、連勝を狙った山内英輝ながら、スタートに失敗。これで難なくアレキサンドレ・インペラトーリがトップに立ち、松下昌揮を従えてレースをスタートするも、1周目のヘアピンでスピンした中山を避けようと、インペラトーリはイン側に。狭いスペースを抜けようとしたため、エンジン回転が落ちて失速したのを、アウト側から中山のマシンを回避した松下が逃さず、立ち上がりで一気にトップを奪う。
  だが、インペラトーリと山内も大きく遅れることなく続き、逆転の機会を待つことに。まず動いたのは山内で、10周目の1コーナーでインペラトーリをパス。続けて山内は松下に襲いかかった。しかし、松下もミスを犯さず、山内を最後まで封じ込めることに成功。今季2勝目、そして「ここを走り始めて6年半となるが、初めての勝利」と、鈴鹿での初優勝を飾ることとなった。3位のインペラトーリは水温上昇でエンジンが本調子でなく、再逆転のチャンスを与えられることなくレースを終えた。


● 第11戦・第12戦「鈴鹿」リザルトデータ
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