|
 |
|
第3戦 [オートポリス] レースリポート
|
 |
|
■4月26日 ■第3戦:オートポリス ■参加台数:全日本クラス9台・ナショナルクラス7台 ■天候:曇り(DRY)
|
| 井口卓人が地元オートポリスで3連続ポール・トゥ・ウイン達成 |
気温11℃、路面温度14℃とかなり冷え込んだことに加え、様々な方向から巻くように吹き付ける強風、さらにセッション終盤には小雨にまで見舞われた土曜午前の予選セッション。「金曜午後にクラッシュしたものの、流れを失わなくて良かった。しかし、ヴァン・ダム選手にトップタイムを奪われて、少し悔しいですね……」と語ったトムスの井口卓人だが、セカンドベストではそのヴァン・ダムを上回り、第3戦ではポールポジションを獲得したことで、彼にとって地元となるこのオートポリスでの活躍はもちろん、開幕から続く連続ポール・トゥ・ウインの期待が掛かる。
この井口にヴァン・ダム、国本京佑が続き、グリッド上位はトムス勢が並び、ナウ・モータースポーツのケイ・コッツォリーノが4番手。3列目にHonda Team Realの中山友貴、ル・ボーセ・モータースポーツの嵯峨宏紀が続き、ここまでがトップ6に。

午後1時からの決勝は、やや気温が上昇。気温13℃、路面温度19℃というコンディションでのスタートとなった。
「スタートでの逆転を狙っていたが、ホイールスピンしてしまった」とフロントロウのヴァン・ダムが出遅れ、1コーナーではイン側の井口と好スタートを決めアウト側から国本が並びかける形となったが、ここで両者が接触。国本は弾かれるようにコースアウトを喫し最後尾にドロップ、一方の井口は事なきを得てトップのまま1コーナーをクリア。その背後ではコッツォリーノが2番手に、ヴァン・ダムをかわした嵯峨が3番手とそれぞれ躍進を果たす。
レース序盤の見所となったのは嵯峨vsヴァン・ダムの3位争い。スタート前にアクセルペダルストッパーを失っていたという嵯峨は、苦しい 状況ながらもヴァン・ダムにスリップを与えず、5周目まで3番手を死守。6周目の1コーナー立ち上がりで、ヴァン・ダムがようやく嵯峨をパスし3番手に浮上も、既にトップ2台とは4秒差が。その後の追い上げも届かず、ヴァン・ダムは3位に。
「接触してしまったことは残念でしたが、ホイールなどに損傷を受けたとはいえ、自分の走りができて良かった」と振り返った井口は、「2位に入れたことはうれしかったが、セクター3などで井口選手に離され、まだまだセットアップもドライビングも改善すべき点が多い」と悔しさを滲ませたコッツォリーノに約3秒引き離し、プレッシャーを受けることなく最後まで独走で3勝目。見事開幕からの連続ポール・トゥ・ウインを“3”に伸ばした。
こうして井口、コッツォリーノ、ヴァン・ダムが表彰台に立ち、嵯峨は4位。終盤嵯峨との間隔を詰めた山本尚貴が5位、安田裕信が6位。中嶋大祐は中山友貴との戦いでフロントウイングなどに損傷を受け、惜しくもリタイアとなっている。
一方、ナショナルクラスの予選では山内英輝が他を1秒以上引き離す圧倒的な速さでポールポジションを獲得。これに安岡秀徒、ザヒール・アリ、アレキサンドレ・インペラトーリらが続く結果となったが、決勝のスタートで「エンジンの回転が落ちてしまった」という山内が痛恨のスタートミス。これで安岡、インペラトーリ、そして松下昌揮がアリを抑えて3番手に浮上することに。
出遅れた山内だったが、自力を発揮して、6周目には安岡とインペラトーリの首位争いに加わり、トップ3台はコンマ数秒差の三つ巴の戦いに。しかしその後、9周目に安岡がヘアピンのブレーキングでコースアウトを喫し脱落したことで、インペラトーリと山内のマッチレースとなるが、最後まで山内の攻勢に耐えたインペラトーリが逃げ切って、「終盤はクルマの状況も苦しかったが、なんとかトップを守れて良かった」と今季初優勝。山内が2位、3位には松下となった。
●
第3戦・第4戦「オートポリス」リザルトデータ |
|