| 曇り空の下、台風一過の好天とは行かないまでも、さわやかな気候となった大分県のオートポリス。初の3レース制でのイベントとあって、土曜の午前には3セッションの予選が行われ、午後にまず14周と短い第11戦が開催された。
台風の影響で木〜金のセッションがほとんどキャンセルとなり、ぶっつけ本番でのアタックとなった第11戦予選でポールポジションを奪ったのはINGINGのロベルト・ストレイト。昨年のオートポリスで1勝をマーク、プライベートで事前テストも行い、ストレイトにとっては“狙っていた”イベントだけに、まずは優勝への最短距離につける。これに続いたのは、ほとんどコースを学ぶ時間がなかったものの健闘を見せたトムスのオリバ ー・ジャービス、さらには大嶋和也、石浦宏明のトムス勢。そしてHonda
Team Realの塚越広大と伊沢拓也が3列目となった。
決勝は土曜の午後3時34分にスタートとなった。最終予選となった第13戦予選でクラッシュ、マシン右側とリヤ部分に大きなダメージを負ったストレイトだったが、スタッフの懸命な作業でなんとか無事にグリッドへ。しかし、このクラッシュで右側のタイヤを傷めてしまったことから日曜のレースのタイヤローテーションを鑑み、この第11戦は周回数がすくないこともあって、クラッシュのために予選で投入できなかったニュータイヤでの出走となっている。
迎えたスタート。ストレイト、ジャービスはともにまずまずのスタートを決め、そのままの順位で1コーナーへ。2列目の大嶋がストール仕掛けたため、代わって伊沢が3番手に浮上。石浦も塚越の後塵を拝することとなった。
4番手に下がった大嶋だったが、3周目の1コーナー伊沢を攻略。ここで3番手を奪還すると、大嶋はファステストラップをマークしながらトップ2台に追いついていく。しかし、ストレイト、ジャービス、大嶋のトップ3は4位以下を引き離しながらの攻防を演じるも、拮抗した展開のままチェッカー。スタートから冷静なドライビングを見せたストレイトが、見事優勝。「マシンを修復してくれたスタッフに感謝したい」と今季4勝目を獲得した。2位にジャービス、3位に大嶋が続くこととなった。
トップ3の後方で展開された4位争いも複数のマシンによって緊迫した戦いとなったものの順位の変動はなく、4位に伊沢、5位に塚越、6位に石浦という結果であった。
●
第11戦・第12戦・第13戦「オートポリス」リザルトデータ |