| 夜半からの不安定な天候によって、雨は降っていないもののセミウエットコンディションとなった土曜の公式予選。そのセッションには全車がスリックタイヤでコースインしたが、ここでコースイン直後から速さを見せ、今季2回目のポールポジションを奪ったのはINGINGのロベルト・ストレイト。
ストレイトの2分07秒623にはわずかに届かなかったものの、同じく07秒台としたHonda Team Realの塚越広大が2番手につけたものの、セカンドロウ以降は2分09秒台でトムスの大嶋和也、スリーボンドのマルコ・アスマー、Honda
Team Realの伊沢拓也、トムスの石浦宏明らが続く。フロントロウの2台がどんどん乾いていく路面で、良いタイミングを生かしたようだが、対照的にトムスのオリバー・ジャービスはコースアウトを喫するなどして9番手に沈んだ。
土曜の第9戦決勝は、午後4時にフォーメイションがスタート。路面は一部生乾きの黒い部分が残るものの、ほぼドライとなった。
迎えたスタートでは、ストレイトがまずまずの動き出しを見せる一方、無難なスタートとなった塚越をかわし、好スタートを決めた大嶋が2番手に浮上を果たす。
1周目のオーダーはストレイト、大嶋、塚越、アスマー、伊沢、石浦といったところ。しかし、強いアンダーステアに苦しんだアスマーはペースが上がらず、トップ3台が序盤から抜け出して三つ巴の戦いに。とりわけ、「ややペースを乱してラップが安定しなかった」という塚越が遅れた中盤以降は、コンマ数秒差で争うストレイトと大嶋の一騎打ちの様相となった。
7周目の1コーナーではスリップから抜け出した大嶋がインを突くが、ストレイトはアウトからかぶせてこれを阻止。結局ストレイトは「非常に厳しい展開のレースだったが、とにかく大嶋を抑えることに集中していた。良いマシンを用意してくれたチームに感謝したい」と12周を逃げ切って今季3勝目を飾ることとなった。2位には「追いつくものの、並ぶまでには行かなかった」という大嶋、3位には塚越が続いた。
なお、予選9位からスタートしたジャービスは、しぶとく追い上げて4位としたが「予選が痛かった」と振り返っている。また、僚友アスマーを攻略した安田裕信が自己最高位の5位となった。
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第9戦・第10戦「鈴鹿」リザルトデータ |