| 土曜の午前9時40分から行なわれた第5戦予選は、直前に雨がパラつき、セミウエットの状態でセッションがスタート。このため、ロベルト・ストレイト、嵯峨宏紀、そして関口雄飛がレインタイヤでコースインしたものの、予想以上に路面が乾くのが早く、3台ともに2ラップほどでピットインしてスリックに交換することに。しかし序盤こそこうした波乱があったものの、コンディションはセッション終盤に良くなって行ったため、スリックに履き替えたドライバーもなんとかアタックには間に合い、その結果ポールポジションを奪ったのは、これが今季初となるHonda
Team Realの塚越広大。
「金曜からマシンの調子は良かったが、徐々に乾いていくという自分の好きな路面コンデイションだったので、良い感じでアタックできた」という塚越に、トムスの大嶋和也、オリバー・ジャービス、INGINGのストレイトが続いたが、セッション終盤に塚越のタイムを上回り、ポール獲得かと思われた石浦宏明は、このタイムがチェッカー後のものと判定され、ダブルチェッカーのため5番手に。6番手には伊沢拓也が続いた。
迎えた第5戦決勝は、朝の予選よりも、路面温度は約8度ほど上昇する中、午後1時40分過ぎにスタート。
しかし、フロントロウに並んだ塚越、大嶋の動き出しは鈍く、その2台の間を縫ってジャービスがトップを奪い、続いてストレイトも1コーナーでアウトから2番手に躍り出る。こうして、1周目のオーダーはジャービス、ストレイト、大嶋、塚越となるはずだったが、1周目の90度コーナーでブレーキをロックさせた大嶋がコースアウトを喫し6番手となり、3番手には塚越がつける。
「1コーナーでトップに立ったとき、この後ミスさえしなければ自分が勝てるはずだと思った」というジャービスは、じりじりと2番手以下を引き離し独走体制に。「途中からは単独になってしまったので、ファステストラップを狙いに行ったんだけれど、それも一歩届かなかった」と振り返ったストレイトは2位キープに切り替える。
その後方では、塚越と石浦、伊沢と大嶋という興味深いバトルが展開されたが、結局ポジションの入れ替えはなく、優勝は「勝つためには、やはりスタートでトップに立つしかないと思っていた」と、今季2勝目となるジャービス。これにストレイト、今季初表彰台となる塚越が続いた。
●
第5戦・第6戦「もてぎ」リザルトデータ |